朝からどんよりとした曇り空、今にも雨が落ちてきそうだった。
いつもより1時間遅らせて午前6時、河原でスタンバイ。
午前7時前、パパセミ飛来。お立ち台からダイブしてお魚ゲット。Canon EOS-1D Mark III+EF600F4LIS SS:1/200 F:4.0 ISO:800 EV-0.67
天気が悪いためか、今日の翡翠の出はいまひとつだった。
午前9時過ぎ、パパセミお立ち台からダイブしてお魚ゲット。
ダイブの瞬間から枝への飛び付きまで、1DmkⅢの45点AFがよく食いつく。
曇り空のため背景のコントラストが低く、AFが迷わなかったのだろう。SS:1/2500
午前10時半過ぎ、パパセミふたたび小魚をゲット。給餌咥えして北へ飛び去った。SS:1/320 ISO:500
パパセミが飛び去ってすぐにクロ助飛来。
クロ助もダイブし、見事お魚ゲット♪SS:1/400
午前11時半、パパセミお立ち台に。
パパセミの嘴を拡大してみると・・・土が付いている。やはり巣穴掘りをしているようだ。
ダイブしてお魚ゲット。今日のパパセミは失敗が少ない。いやそれ以上に「羽繕い」の時間が非常に短い。何か心境に変化があったに違いない。SS:1/2000
12時半、河口の雑草に姉セミ飛来。SS:1/1000 EV-0.33
お立ち台にはクロ助、ダイブするも採餌失敗。SS:1/2000
午後3時を回り、河原は俄然騒々しくなってきた。
パパセミ、クロ助、姉セミが縦横無尽(といほどでもないが)に飛び回った。
パパセミ、採餌失敗。SS:1/1600 EV-0.67
そして午後4時前、更に1羽が加わった。SS:1/250
左がパパセミ、右は♀だ。
このポイントのママセミはもっと色白だった。
つまり・・・思った通り、ママセミは無事では無かったのだろう。抱卵中に襲われ、2番子ともども・・・
雄は巣穴を放棄、別の♀とのペアリングに成功したのだろう。
ここ数日給餌咥えして魚を運んでいたのは、この♀のためだったのだ。
そして今日、新妻を彼の餌場に連れてきたというわけだ。
パパセミの嘴に土がついていたこととも符合する。
残念ながら、2番子は絶望と言わざるを得ない。
来週になったら、巣穴の状況を確認するつもりだ。
クロ助ダイブするも、またしても採餌失敗。SS:1/2000
8m先の葦にパーチ、近い・・・(^^;)SS:1/400
ママセミ、2番子は残念な結果になったようだが、次のペアリングがうまくいけば、パパセミの2番子は8月下旬に巣立ちを迎える。
きっとこのお立ち台に雛が鈴なりになることだろう。
暗くてSSが稼げず難儀したが、AFが背景に引っ張られることも少なく、飛びモノへのAFの食いつきがとても良かった。もう少し明るければ、そしてもう少し低ISOに出来れば・・・
午前中は暇だったが、以前の職場の同僚からの「おめでとうメール」や人生の先輩からの指南メールなどを頂き、楽しく過ごすことが出来た。天気予報もはずれ、夕方まで雨は落ちてこなかった。
明日も今日と同じような天気だろう。
午後4時、鳥友を残して撤収。